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日本工業経済新聞社(茨城)
2017/05/26

【茨城】日晃工業が 坂東インター工業団地に新工場を建設へ 

 自動車部品メーカーの日晃工業梶i坂東市沓掛1165−16、前田至弘代表取締役)は、ことし3月に取得した坂東インター工業団地(半谷・冨田地区)の4号画地において、新工場の建設を計画している。2期に分けて工事を進める予定で、現時点では総延べ約1万5000uを想定。2018年以降に1期工事の施工者を選定する見通しで、複数者による見積もり合わせを実施する考え。3年以内の完成、操業を目指していく。
 同工業団地は、圏央道坂東IC北西部の半谷、冨田、沓掛、生子新田地内に位置するもので、坂東市が開発を進めている。総面積は約73・7 haで、このうち分譲面積は約55・3 ha。
 同社が取得した4号画地は、同工業団地の東側に立地。敷地面積は2万17・83u。取得の条件として、土地の引き渡しから2年以内に着工し、3年以内に操業することなどを挙げていた。
 新工場は、1期と2期で同規模の施設を整備するとし、合わせて延べ1万5000u程度を想定している。
 設計は潟Iガワライフデザイン(東京都千代田区)が担当。秋から年末にかけて施設計画や事業スケジュールをまとめる。1期工事の完了後、2期工事に着手する見通しだ。
 同社は自動車吸音材・遮音材をメーンに手掛けており、日本特殊塗料鰍フ関連会社。現在は坂東市と八千代町でそれぞれ工場が稼動している。
 昨年には、坂東市の茨城第二工場で増築工事(S造平屋、3314・23u)を実施。設計・施工は叶谷工務店(常総市)が担当した。