日本工業経済新聞社(群馬)
2017/05/26
【群馬】群馬県砕石工業組合が第36回通常総会を開催
群馬県砕石工業組合(金子光宏理事長)は25日、前橋問屋町センターで第36回通常総会を挙行した。来賓として県県土整備部砂防課から金田一広課長と岡田賢主任が招かれたほか、同組合員15人が会場に足を運んだ。
総会の始めにあいさつに立った金子理事長は「現在の砕石組合は2013年度の総出荷量330万tをピークに年々、減少傾向にある。16年度は299万tで、その70%が公共事業向けで非常に依存度が高い。今後も必要最低限の事業量の確保を促していきたい」と語った。
総会で16年度の事業報告や収支決算報告、17年度の事業計画やその予算、理事の補充などについて審議され、いずれも全会一致で承認。新たに浅川智洋氏(浅川商事)が理事として選出された。
会の終盤に来賓祝辞を述べた金田課長は「16年度の砕石業務管理者試験では群馬県の合格率が30・8%と全国平均を上回る結果となっている。後継者不足が問題となっているなか、素晴らしい成果だと思う。今後も県と協会で連携し、これらの問題に立ち向かっていきたい」とあいさつした。