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北陸工業新聞社
2017/05/26

【福井】木造住宅耐震診断など/福井県建築組合連合会総会開く

 一般社団法人福井県建築組合連合会は25日、福井市西木田の福井商工会議所で17年度通常総会を開催し、16年度事業報告・収支決算、17年度事業計画、収支予算書などを審議した。また、中央建設国民健康保険組合福井県支部の総会も行っている。
 林和夫会長は冒頭のあいさつに立ち、「昨年の会長就任から一年、この期間の皆さまの温かいご支援や、ご協力、ご鞭撻に改めてお礼を申し上げる」と感謝の気持ちを述べた。
 今年度事業計画としては、一日奉仕活動、無料相談窓口設置、木造住宅耐震診断・耐震改修、伝統的民家新築保存事業などを推進する。
 また、機関誌の発行や各種講座開催、中学生による小屋作成、技能者育成補助事業の推進、高校生への技術指導、全技連マイスター事業への協力なども行う。
 その他、行政に対するリフォーム助成制度の創設・拡充要請や、ふくい住産連との事業連携、すまいる支援事業の推進やものづくり教室、親子木工教室などの開催に取り組むとしている。

組織拡大へ総決起大会も

 また、総会終了後には組織拡大運動の総決起大会も開催した。
 林氏は「昨年10月の時点で全国32の組合で組合員数が増加している。真剣に組織拡大に取り組んでいる結果」と述べた。
 その上で「我が県連は97年の4110人がピークで、3月末では2647人。歯止めには全員で力を合わせなくては不可能」と強調。
 大会では20年の組合員3000人達成に向け、チラシ作成や全員で活動するなどの3カ年強化要綱を決議。参加者全員でガンバローを斉唱し、魅力ある組織作りに気持ちを新たにした。

hokuriku