建通新聞社(神奈川)
2017/05/24
【神奈川】東扇島プロパティ 延べ約30万平方bの倉庫新設
ラサール不動産投資顧問などが出資の東扇島プロパティー特定目的会社(東京都千代田区丸の内2ノ1ノ1)は、川崎市川崎区東扇島7ノ1他に新たに物流施設(倉庫)を建設し、併せて緑化地や駐車場などを整備する。建設する倉庫は、鉄筋コンクリート一部鉄骨造5階建て延べ29万9950平方b。工事は2期に分けて実施。1期工事に18カ月、2期工事(緑化地、駐車場の整備)に6カ月を予定している。
「(仮称)川崎区東扇島物流施設開発事業」として5月23日から川崎市条例環境影響評価準備書などの縦覧を始めた。
計画地は敷地面積13万4830平方b。北側が京浜運河、南側が国道357号線に面しており、東側がオイルタンク群で、西側では隣接して(仮称)臨港道路東扇島水江町線が建設中。計画地の一部が、(仮称)臨港道路東扇島水江町線の工事ヤードとして利用されることから、1期工事終了後に一時休止し、(仮称)臨港道路東扇島水江町線の工事終了後に2期工事に着手する。
緑化計画によると、緑被率は計画地の敷地面積の15・1%で、緑化面積は合計2万036平方b。倉庫では精密機械、電気・電子機器、アルミ製品、ゴム加工品、衣料品、食料品などを扱う。
提供:建通新聞社