一般社団法人福井県建築士事務所協会(櫻川幸夫会長)は23日、17年度通常総会を福井市中央のユアーズホテルフクイで開催し、16年度事業報告・収支決算の承認、17年度事業計画・収支予算案などを審議した。
櫻川会長は「昨年は、建築設計事務所の適正な業務報酬に係る法律の、施行と普及のための一年だった。県内では学校施設の耐震化も終了、今後は非木造から木造へと変わっていくだろう。ふくい住産連の一員としても循環型の素直な建物づくりに対する貢献への期待が大きくなる」などと協会の役割を強調。
今年度事業計画としては、無駄を省き、鋭意事業性のある業務に取り組むとともに、木造住宅関連を次なるテーマとし、耐震化や空き家対策事業への協力や、「建築物省エネ法」への対応を行っていく。
また、各種団体事業への協力や、会員増強にむけた事業、管理建築士講習などを実施する。そのほか、「ふくい建築賞」に係る事業や「フクイ建設技術フェア2017」への協力、建築設計・工事監理技術に関する調査研究、協会誌の充実などに取り組むとしている。