岡山県は、県営住宅ストック改善事業の一環として、山陽団地3棟の整備工事を9月末までにそれぞれ発注する。入札方式は一般競争(一部総合評価落札方式)。
対象施設の規模は、3−8−3号棟と7−2−1号棟が鉄筋コンクリート造5階建て延べ1521平方b・30戸、6−3−1号棟が同構造延べ2258平方b・50戸。同事業では既存住宅を効率的に活用するため、耐久性や住環境の向上、高齢者対応などを図るのが狙い。今回の工事では外壁のひび割れ補修や塗装、屋上防水(シート防水)、階段の手摺り設置、玄関扉のレバーハンドルへの取り換えなどを予定している。工期は約6カ月間。2017年度当初予算にはストック改善事業費として5億2022万円を計上している。
場所は赤磐市山陽3、6、7。
実施設計はunita設計室(岡山市中区)が担当した。
「提供:建通新聞社」