日本工業経済新聞社(群馬)
2017/05/23
【群馬】日塗装群馬支部が塗装作業講習会を実施
日本塗装工業会群馬県支部(木暮実支部長)はことしで3回目の実施となる塗装作業講習会を県立高崎産業技術専門校で実施した。塗装業界へ若手技術者を呼び込むことを目的に同支部青年部が企画したもので、同校の塗装システム科の生徒13人に、建築塗装の基礎を実技と講習の両面から指導を行った。
講習の前に木暮支部長は「建物の塗装は人間でいうと洋服のようなもの。目に見える建築物のほとんどに塗装が施してある。今回の講習で実際に手を動かす技術に触れてもらい、この中から塗装業に携わる人が出てくればこれ以上嬉しいことはない」とあいさつした。
会では石膏ボードにローラーを使って下地を塗る作業に始まり、乾燥する時間を利用して講習を実施。仕上がったボードに丸や三角などの図形を描き、最後に思い思いの色を塗って仕上げた。
この日は同校の卒業生も講師として参加し、丁寧に後輩を指導した。