建通新聞社(神奈川)
2017/05/23
【神奈川】神奈川県住宅営繕事務所 平塚農業高校商業教育棟新築基本・実施設計 簡易公募型プロポーザルを公告
神奈川県住宅営繕事務所は23日に、「平塚農業高校商業教育棟新築工事基本・実施設計業務委託」の簡易公募型プロポーザルを公告した。参加表明書の提出を6月7日まで受け付ける。選定・非選定を6月23日に通知。選定通知書を受けた者は、26日から7月14日の間に技術提案書を提出。県は審査の後、8月17日に最優秀提案者を特定。見積書の提出を求め、8月25日に開札する。
プロポーザルへの参加は、登録業種が建築設計の単体。本店の所在地が神奈川県内にあることなどが条件。実績要件がある。
県立高校改革実施計画(T期)に基づき、平塚農業高校と平塚商業高校を再編・統合し、統合校で商業科を設置のに当たり必要となる新棟を設けるため、基本・実施設計を行う。業務内容は、現況把握として、計画条件の把握、必要な許認可の把握・協議調整。基本・実施設計の作成として、建築基本・実施設計(意匠・構造)、設備基本・実施設計(電気・衛生・空調・昇降機)、その他施設調査設計。CASBEE評価の検討、概略工事工程表作成、工事費概算書作成、施工計画に関する留意事項検討書作成など。委託期限は2018年11月30日。
※総工事費は約14億円を想定
統合校となる平塚農業高校の場所は、平塚市達上ケ丘10ノ10。敷地面積は8万9362平方b。第一種中高層住居専用地域で、準防火地域、第2種高度地区の指定がある。
建設する商業教育棟の想定規模は鉄筋コンクリート造3階建て以下。延べ面積は3277平方b程度。総工事費は約13億8200万円(税込み)、工期は15カ月を想定している。
高校の付近一帯は埋蔵文化財包蔵地で、建設前に埋蔵文化財の発掘調査を実施。20年4月の統合を目指して今後の計画を進める。
提供:建通新聞社