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建通新聞社(中部)
2017/05/22

【岐阜】岐阜市本庁舎跡地活用基本構想 2017年度内にまとめ

 2017年度に新庁舎建設工事を発注する岐阜市は、既存の本庁舎について、解体後の跡地活用方法の基本構想を17年度内にとりまとめる予定だ。商業施設や文化施設など市民らの意見を集約し、委員会が年4回の会合で内容を詰める。
 構想策定に当たっては、「庁舎跡地活用基本構想策定委員会」が3月に市民を対象に跡地利用についてのアンケートを実施した。5月25日の会合でアンケート結果を基に審議を開始する。8月、11月、18年2月にも会合を開き、素案をまとめる予定だ。
 アンケートでは、店舗や飲食店などの商業施設、公園や広場、劇場やホールなどの文化施設、子育て支援施設、駐車場などを整備する案が出された。その他、活用方法では、財政支出の軽減、民間への売却・貸し付けに関する意見も多数寄せられた。
 構想策定支援業務などは大日コンサルタント(岐阜市)が担当している。
 解体、跡地利用の対象となるのは本庁舎の敷地1万1638平方bと南庁舎の敷地3104平方b。本庁舎の施設規模は高層部が鉄骨鉄筋コンクリート造8階塔屋3階建て、低層部が鉄筋コンクリート造地下2階地上4階一部建ての総延べ床面積が1万7439平方b。南庁舎の施設規模は鉄筋コンクリート造4階塔屋3階建て延べ4986平方b。
 解体工事は、新庁舎が完成する20年度以降に発注される見通しだ。

提供:建通新聞社(2017/05/22)