岡崎市は、岩津地域への新たな活動拠点施設整備構想に向け、基本計画の策定に着手した。支援業務として中央コンサルタンツ(名古屋市西区)に委託、建設候補地や導入機能などの検討とともに、計画の方向性を固める方針だ。
これまでの計画案によると、新活動拠点施設は岩津支所機能を有する現在の北部地域交流センター(西蔵前町季平45ノ1 )と岩津市民センター(岩津町檀ノ上26ノ2)の統合をベースに立案する。新たな建設地に整備する案や約1`隔てた2施設いずれかの敷地で改築する案について検証していく。
また、人の流れや公共交通(バス路線)などの現況を考慮しながら、建設候補地を絞り込んでいく考え。合わせて、施設に必要な機能などについて検討し、基本計画に反映する方針だ。
同計画は、16年度に策定した「公共施設等総合管理計画」に基づき進めていく。現施設の老朽化対策をはじめ、施設機能の充実や利用者の利便性向上などを図る。
同市では今後、基本計画とともにベースとなる基礎調査を進め、方向性を見いだす考え。18年度では基本計画を基に、地元とのコンセンサスと併せて計画との整合を図る方針だ。
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建通新聞社