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鹿児島建設新聞
2017/05/23

【鹿児島】錦江町総合交流センター建設/設計業者 選定方法を検討

錦江町 錦江町は2017年度、町民の交流拠点となる総合交流センターの建設を本格化する。永園設計が担当した基本計画のパブリックコメントがこのほど終了。現在、基本・実施設計の業者選定方法に向けた検討を進めており、随意契約以外で業者を選定する場合、早ければ5月末にも発注する方針だ。
 建設地は、同町城元の補助庁舎と錦江中学校敷地の一部で、建物規模は3階建2400u程度を想定。1階が保健センター、2階が中央公民館、3階が多目的ルームを基本機能とする複合施設として整備する。また、1階には社会福祉協議会、2階にはバレーボールコートを備えた体育館や教育委員会事務所なども設置する。
 3月10日から4月10日まで募集したパブリックコメントでは、「体育館のメーンフロアの面積が増えていない」「男女の更衣室やシャワールームを設置すべき」などの意見が出され、今後の設計の中で検討・調整するもよう。本体建築費用は7億8000万円を見込んでおり、外構や補助庁舎解体、設計などを含めた総事業費は8億円以内に抑えたい考えだ。
 町は今後、本体の設計と併せて補助庁舎の解体設計も進め、例年11月に行われる秋祭りの終了を待って解体に着工したい考え。順調に進めば、18年の年明けにも本体を発注し、19年3月の完成を目指す。

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