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　県は、旧有明高校（大崎町）跡地に大隅陸上競技トレーニング拠点施設を整備する。2017年度は21億7120万円の予算を計上。冷暖房設備を完備する室内直走路に着工したほか、陸上競技場の全天候型舗装および投てき練習場等の土木施設の発注が本格化する。
　陸上競技場は、日本陸連の第３種公認基準を満たす仕様。全天候型で１周400ｍを８レーン備えたトラックのほか、インフィールドは天然芝で照明設備も完備する。
　多目的グラウンドは、天然芝により１周400ｍを４レーンおよび傾斜走路として活用できる緩やかな斜面（天然芝）も備える。
　投てき練習場（Ｗ造平屋建て275�u程度）は複数の種目が同時に練習できる専用練習場、砂場走路（Ｌ100ｍ×Ｗ４ｍ）を整備。トイレ・倉庫棟（Ｗ造平屋建て175�u程度）や管理倉庫棟、トイレシャワー棟も設置する。
　管理棟は、校舎（ＲＣ造３階建て）、トレーニングルームは、旧武道場（Ｓ造平屋建て400�u）をそれぞれ改修する方針。18年度中のオープンを予定している。