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鹿児島建設新聞
2017/05/22

【鹿児島】県農業開発総合センター花き部を9月頃発注/予算規模は4.1億円

 県は、農業開発総合センターの施設整備で、指宿市の花き部試験研究施設を吹上・金峰地区に移転集約する。実施設計が7月末で完了することから、9月ごろには発注するもよう。予算規模は、工事請負費3億6888万円、委託料2390万円、備品購入費1828万円など計4億1122万円を計上している。
 同センターは、分散する各試験場等の集約化を目的に1994年に基本構想を策定。農業の試験研究や人材育成等の拠点として、96年度から2005年度に施設整備を行い、これまで吹上・金峰地区に農業大学校、耕種試験研究(旧谷山地区)を移転。国分地区でも畜産研究施設がオープンした。
 一時事業を中断していたが、15年度から再開し、4月には果樹部が移転。残りは茶業部(南九州市・志布志市)と大隅支場となっている。
 花き部の施設内容は、作業棟(S造平屋建て172u)に収穫調整・調査室、低温高温室、機材倉庫を配置。農機具棟(S造平屋建て120u)のほか、ハウス18棟の整備を計画している。

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