北海道建設新聞社
2017/05/22
【北海道】帯広建管が災復工事の不落札対策で入札参加希望を事前受け付け
帯広建管は、災害復旧など工事発注が激増する中、不調・不落対策として単体での入札参加希望の申し出を受け付ける。22日午後に調達ポータルサイトで要項を公表する。今後の入札参加要件の参考材料にするのが狙い。内容によっては指名競争入札の活用や、一般競争入札で管外業者が受注できるよう地域要件を緩和することも検討している。
同建管の2017年度事業は災害関連で239億円と全体の8割に上る。管内業者だけでの対応は困難なため、道建設部では東日本大震災の復興共同体を準用して災害復旧工事特例共同体を創設し、受注機会を広げているが、不調・不落は少なくない。
参加希望の申し出は、工事情報に掲載された7月以降の工事を対象に30日まで受け付ける方針。
A1・A2格付け等級では管外業者の申し出を、A2格付け等級では、管外のA2業者や管内のB等級の申し出をそれぞれ受け付ける。