富山電業協会の第45回定時総会が19日、富山電気ビルで開かれ、任期満了に伴う役員改選で会長に三鍋光昭氏(北陸電気工事)を再任した。
総会には委任状を含め53人が出席。はじめに三鍋会長が「業界が今後も発展していくためには、若い優秀な人材の継続的な確保が必要であり、週休2日制の定着など労働条件の改善に取り組む。安定した経営に向け、十分な仕事量の確保、余裕を持った工期の設定などについて、しっかりと要請していきたい」とあいさつ。事業計画・収支予算の報告や収支決算の決議に続き、功労4人、特別1人、優良従業員14人を表彰した。17年度は、会員拡大の推進や分離発注の促進、施工技術調査研究、新卒技術者確保のため学校へのPR活動、研修会・講習会・見学会の開催などに取り組み、電設業界の発展と地域社会への貢献を図る。
会長以外の役員は次の方々(敬称略)。▽副会長/山崎義行、草野繁▽常任理事/増山一雄、笹嶋一昭▽専務理事/滝川博▽理事/松田厚、中西栄二、菅原昌昭、石黒大、又川晃、魚住晃一、細川康成、渋谷武、新木正明、吉崎剛▽監事/太田興作、東久昭
資源エネルギー庁電気・ガス事業部原子力産業立地対策・広報室の佐々木雅人室長による講演会「今後の日本のエネルギー政策について」も行われた。