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　一般社団法人福井県管工事設備工業協会（酒井修会長）の第５回定時総会は１９日、福井市大手のザ・グランユアーズフクイで開催され、１６年度事業報告・会計決算、１７年度事業計画・会計予算案を審議した。
　酒井会長は冒頭あいさつに立ち、「当協会は一般社団法人となり４年が経過した。今年度からは完全移行し、監督官庁の指導はなく、自主的に自律的な運営を行うこととなる」と述べた。
　その上で「本年度も経営基盤拡充、情報収集、技術研鑽に向けた研修会・講習会などを通して、会員各位の業務向上に繋がるよう努力する」と力を込めた。役員改選では、酒井氏ら全役員の留任が決定している。
　今年度事業計画によると、管工事に関する新技術の啓発普及事業として、フクイ建設技術フェアへ出展参加し、有する技術や工法を紹介する。
　また、融雪点検告知事業として、テレビ広報による危険予知の回避を含めた、点検作業を安全に行うための、道路通行への協力を依頼。
　情報に関する事業に関しては、空調衛生工事業専門団体や国土交通省と情報交換を図り、技術向上や効率化に努める。
　その他、建設業関連団体などと連携して、講習会などの開催周知を図る中、知識の向上や資格修得向上を目指すとしている。