建通新聞社(神奈川)
2017/05/19
【神奈川】神奈川県企業庁 片瀬と桜山ポンプ所 電気設備更新に債務負担
神奈川県企業庁は、片瀬ポンプ所と桜山ポンプ所の電気設備更新のために、2017年度予算で17〜19年度の2カ年を期間とする債務負担行為を設定。9月ごろと11月ごろに工事を発注する見通しだ。
ポンプ所に設置されている電気設備は故障するとポンプの停止など水運用上多大な影響を及ぼす恐れがある。このため、老朽化した設備を更新し、水運用に万全を期す。
片瀬ポンプ所(藤沢市)では、別途施工予定の管工事が競合。現場着工工事時期が限定されてしまい、単年度の発注では困難なことから、債務負担を設定した。
債務負担行為の限度額は1億1886万5000円。6〜8月で設計を作成。9月ごろに工事を発注し、11月に着工する。完成は19年7月末ごろ。
桜山ポンプ所(逗子市)では関連3ポンプ所の使用電圧が異なり、全停電の時間を最小限に抑えるには、同時施工ではなく、ポンプ所ごとに仮設・施工が必要。このため、単年度の発注が困難で、債務負担を設定する。
債務負担行為の限度額は8288万円。8〜10月で設計を作成。11月ごろに工事を発注し、18年1月に着工する。完成は19年10月末ごろ。
提供:建通新聞社