碧南市は、宮下住宅建て替え事業第2期工事について、順調なら既設住宅の解体を5月下旬に、造成工を8月ごろ、建築や電気、管を10月ごろに一般競争入札を公告する見込みだ。
計画によると、第2期の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ1603平方b。1DKと2DKを計30戸の配置と、エレベーター1基を設置する。解体では既設住宅13戸を取り壊す。
設計はまぎし建築設計事務所(刈谷市)が担当した。
同計画は、宮下住宅の老朽化対策として建て替えるもので、174戸のうち90戸を30戸ずつ3期・3棟に分けて整備する。市では2015年度に第1期工事として1棟目の建設に着手した。第3期工事は18年度に実施設計を委託し、19〜20年度に既設住宅を解体し、3棟目となる30戸を建設する予定だ。また、残る84戸についても今後建て替える計画で、早期の実施を目指す。
宮下住宅は、補強コンクリートブロック平屋42棟174戸。1戸当たりの面積は約31〜36平方bで、1958〜69年にかけて完成した。公営住宅法の耐用年数を経過していることから、早期整備が懸案となっていた。所在地は吹上町、半崎町地内。
提供:
建通新聞社