日刊建設工業新聞
2017/05/18
【鳥取】2017年度4月期/工事179件請負金額90億円
西日本保証会社がとりまとめた前払い金保証取扱い実績から見た2017年4月期の県内公共工事は、請負金額で対前年度同月期比3・3%増の90億0800万円、件数は4・8%減の179件たった。
発注者別では、国が請負金額20億9400万円(53・0%増)、件数15件(7・1%増)。県が54億3500万円(14・6%増)、件数109件(11・4%減)。市町村が11億6300万円(7・4%減)、件数49件(6・5%増)。その他が9400万円(93%減)、件数5件(増減なし)。国が金額・件数とも増加。県は金額が増加、件数が微減で、総じて対前年度比と同ペースで推移た。
また。請負契約年度に見る過年度契約分の取扱いが、請負金額全体の76%を占めた。
地区別状況では、東部地区が46億3200万円(94・7%増)、八頭地区2億7200万円(42・0%減)、中部地区9億5600万円(31・8%減)、西部地区27億7400万円(29・3%減)、日野地区3億7200万円(31・5%減)で、鳥取地区の著増が目立つ。
工種別では、土木57億3800万円(8・9%減)、建築6億2900万円(68・9%減)、電気1億9900万円(28・9%減)、管22億4100万円(増減なし)、測量・調査・設計1億8000万円(363・2%増)、その他1800万円(増減なし)で、測量・調査の伸びが著増した。