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大阪府は、警察単身寮の改築事業で、「北区１単身寮」の建築本体工を第２四半期、「城東区２単身寮」の建築本体工を第３四半期にそれぞれ発注する計画だ。また、電気工、機械工を第４四半期に発注する。いずれも２０１９年度の完成を目指す。
　北区１単身寮（大阪市北区）の新築規模は、鉄筋コンクリート造11階建て延べ２８０５平方�b。１００室を配置し、１室当たりの面積は23平方�b。工期は約20カ月間。
　既存規模は鉄筋コンクリート造４階建て延べ１１４３平方�b（40室）。老朽化の他、各居室が狭く（１室当たり面積13平方�b）、トイレや風呂も設置していない。建築年度は１９６１年度。
　事業費は約15億９０００万円を見込み、内訳は設計費など約５０００万円、撤去工事費約３０００万円、新築工事費約15億１０００万円。実施設計はアイ・エフ建築設計研究所（大阪市中央区）が担当した。
　一方、城東区２単身寮は、既存の世帯用宿舎（１、３号棟）を単身寮として建て替える。新築規模は、鉄骨造４階建て延べ２１７６平方�b。70室（１室当たりの面積23平方�b）を配置する。工期は約14カ月間。
　既存規模は１号棟が鉄筋コンクリート造３階建て延べ５１３平方�b（12戸）、58年度の建築。３号棟が同造４階建て延べ１６６４平方�b（32戸）、60年度の建築。
　事業費は全体で約11億７０００万円。内訳は設計費など４０００万円、撤去工事費６０００万円、新築工事費約10億７０００万円。実施設計は大和建築事務所（大阪市中央区）が担当した。