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秋田建設工業新聞社
2017/05/17

【秋田】仙北市/角館庁舎は来年度の着工目指す

 仙北市企画政策課は、総合支所方式を計画している庁舎整備で、角館交流センター周辺に建設予定の角館庁舎については、来年度の着工を目指している。鉄筋コンクリート造で3,660u規模の施設を予定しており、基本設計で階層などの詳細を詰める。基本設計費は6月補正予算案に計上する予定で、プロポーザル方式での委託を検討している。順調に進めば、年度内にも実施設計に着手したい考え。
 総合支所方式は、角館庁舎の建て替えを軸に、田沢湖・西木庁舎の既存施設を活用するもの。田沢湖庁舎に総務部など現行の組織を、角館庁舎に市民福祉部、観光商工部、建設部、農林部、企業局、地域センターなど、西木庁舎に教育委員会、中央公民館(西木公民館の機能移設)、地域センターを配置する。
 角館庁舎の建て替えは、施設の老朽化が著しいため、3,660u規模の新庁舎(RC)を建設するもので、建設候補地は角館交流センター周辺(12,000u)。田沢湖庁舎や西木庁舎は既存施設を活用することとしており、田沢湖庁舎に隣接する田沢湖総合開発センターの耐震改修を行うほか、田沢湖第二庁舎は解体する。西木庁舎では子育て関連事業に合わせ、、子どもの遊び場などを設けるための屋内改修を行うほか、屋上防水や暖房設備改修を行う。
 なお、既存お西木第二庁舎と西木公民館、角館庁舎、中町庁舎は解体する計画となっている。

提供:秋田建設工業新聞社