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　あいの風とやま鉄道（富山市牛島町、日吉敏幸社長）は、小矢部市から委託を受けた石動駅施設および南北自由通路建築工事について、７月以降の着工を予定する。
　駅施設はＳ造２階建てで、改札口は２階に置く。１階は観光案内所、トイレ、エントランスホールとし、２階は駅事務室や待合室を設ける。現駅施設の一部を解体した後、着工する。南北自由通路は幅約４メートル、延長約１１０メートルで、エレベーターを設置する。
　小矢部市では、１５億１４００万円で工事を委託。スケジュールが当初より遅れているが、同社と調整を図りながら、１７年度末の完成を目指す。
　実施設計は、ジェイアール西日本コンサルタンツ・富山県建築設計監理協同組合ＪＶ（建築＝シバタ建築設計事務所と中川建築設計事務所、機械空調設備＝中部設計、電気設備＝前田設備設計事務所）が担当。