全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　高知市は、桂浜公園の整備手法や運営管理についての調査業務を外注するため、プロポーザルで募集開始した。参加意向申出書の提出期限は６月２日、企画提案書の提出期限は６月26日。これに先立ち、５月18日に説明会を開催する。
　この調査では、民間の経営原理や資金を導入したＰＦＩ方式（ＰＦＩが適当でない場合はその他の方式）の導入・実施の可能性について検討し、必要となる調査や分析などにより実施方針につなげることを目的とする。
　業者選定に向けた審査は２段階で実施。まず参加意向申出書で資格要件確認のための書類審査を行い、企画提案書の提出者を選定。２次審査は、書類審査とプレゼンテーションを実施し、最も優れた企画提案書の提出者と次点者を選ぶ。７月中旬に審査結果を通知し、７月下旬に契約を締結する予定。
　桂浜公園では、飲食や物販などのハード施設の老朽化が進んでおり、入り込み客数の減少が課題となっている。そのため市では、桂浜公園整備基本計画を２０１６年度に策定、導入部となるエントランスエリアに飲食や物販機能を備えた「賑（にぎ）わい施設」の整備などを盛り込んでいる。今回の調査では、これらの施設の事業スキームや事業計画、市場調査などを検討し、これらの結果を踏まえバリュー･フォー･マネーを検討、民間活力導入の総合評価についてまとめる。

提供：建通新聞社