京都府は、舞鶴市大浦半島及び綾部市上林地区の府道で原子力災害時避難路整備事業に29年度から新規着手する。
対象は舞鶴市域で主要地方道舞鶴野原高浜線、一般府道田井中田線、一般府道松尾吉坂線、綾部市域で一般府道上杉和知線、一般府道老富舞鶴線、一般府道名田庄綾部線、主要地方道舞鶴和知線、主要地方道綾部美山線。当該路線の一部は幅員狭小や線形不良箇所があるため、待避所設置や道路拡幅などを進める計画。建設交通部の29年度公共事業の箇所決定に盛り込んだ。
事業延長は計26・7q(幅員は5・5m(7・0m))。事業期間は29年度〜38年度。総事業費は約24億円。内訳は舞鶴市域が延長16・1qで事業費約12億円、綾部市域が延長10・6qで事業費約12億円。
29年度の事業費は2億4200万円。中丹東土木事務所は舞鶴市域で1億1800万円、綾部市域で1億2400万円を投入し、それぞれ測量・設計、用地補償、道路築造に着手する。