建設新聞社
2017/05/15
【東北・福島】約50億の五洋JVと約40億の大成JV/大熊、双葉の中間貯蔵保管場
環境省福島環境再生事務所は、4月28日に開札し施工体制確認を進めていた中間貯蔵に係る保管場設置等工事2件について、大熊町を49億5180万円で五洋建設・みらい建設工業・本間組JV、双葉町を39億5000万円で大成建設・日本国土開発・佐藤工業JVに決定した。
WTO標準型・総合評価落札方式の対象で、評価値は、大熊が3・2715、双葉が4・0734だった。落札者以外の入札者は、大熊が鹿島・三井住友建設・飛島建設JVで、清水建設・竹中土木・東洋建設JVは辞退。双葉は、五洋建設・みらい建設工業・本間組JV。
保管場は、仮置場等で保管されている除染除去土壌等を一時的に保管する施設で、2014年度から大熊、双葉両町で段階的に整備を進めている。
今回の主な数量は、大熊町が造成工8万7700平方b、舗装工9万7440平方bで、積込場等からの除去土壌等輸送量は可燃物2万5500袋、不燃物5万9500袋など。一方、双葉町は造成工7万5600平方b、舗装工8万4000平方b、可燃物2万0700袋、不燃物4万8300袋など。工期は18年3月26日。
提供:建設新聞社