愛媛県は、事業を進めている大洲・八幡浜自動車道の八幡浜道路と夜昼道路、JR松山駅付近連続立体交差事業で用地取得の遅れから、事業期間が延長となることを発表した。
八幡浜道路(3・8`)は、2018年度の完成を目指していたが、一部の用地取得が困難なことから昨年末から土地収用法に基づく手続きを進めており、今後の手続き期間や工事工程の抜本的な見直しにより、最長で22年度まで延長となる見通しとなった。
また隣接する夜昼道路(4・2`)では、八幡浜東インターチェンジで八幡浜道路の工事を先行させることから、完成は八幡浜道路から数年後となる見通しとなった。
一方、連続立体交差事業では、20年度の完成を目指していたが、高架区間の一部用地の取得が長期化し、発注に必要なまとまった土地の確保が遅れていることから、今後の工事工程を抜本的に見直し、24年度まで事業期間を延長する見通しとなった。
提供:建通新聞社