日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/04/25
【埼玉】全国道路標識・標示業埼玉県協会の通常総会
全国道路標識・標示業埼玉県協会(中村幸満会長)は21日、さいたま市中央区のラフレさいたまで、2017年度(第6回)通常総会を開き、任期満了に伴う役員改選で、中村会長の続投が決まった。中村会長は「本年度は役員と新たに編成される専門委員会を中心とした組織づくり、人づくり、そして仕事づくりを推進していきます。子どもを守ろうプロジェクトといった社会貢献活動も具体的に行い、交通安全を通してより一層地域社会にも貢献していく業界・協会にしていきたいと考えています」と抱負を述べた。
総会の開始にあたり冒頭、中村会長は「我々は基本をもとに専門工事業者として、しっかりとした施工・品質・工程・安全管理をして、今まで以上に高い水準で県に仕事を納品しなければならないと考えています。県内全ての横断歩道の整備がなされ、さらには道路標識・防護柵も含めた交通安全施設の適切な補修サイクルが構築されるために、情報の提供や専門技術的な提案などで協力していきたい」とあいさつ。
総会には来賓も多数招かれ、県議会議員の石渡豊氏、田村琢実氏、伊藤雅俊氏、国土交通省関東地方整備局の大儀健一大宮国道事務所長、西成秀幸県土整備部長らが出席。上部団体の全国道路標識・標示業協会の清水修一会長、同関東支部の光吉延博支部長も駆け付けた。
議事では16年度事業報告・収支報告、17年度事業計画案・収支予算案、役員の任期満了に伴う新役員の承認について審議し、全会一致で可決した。
承認された本年度事業計画には、専門工事業者団体としての交通安全対策の研究・技術向上や、安全円滑な道路交通の確保のための提案、非常災害時の体制整備、人材育成などを盛り込んだ。
また委員会編成を変更。第1専門委員会(県・市町村道路管理者)、第2専門委員会(県警交通規制)、第3専門委員会(防護柵・附属物)、総務委員会からなる新たな構成とし、活性化を図る。
新役員は次のとおり。(敬称略)
▼会長=中村幸満(扶桑工業梶j
▼副会長=有馬憲太郎(交通産業梶j、杉本利孝(ライン企画工業梶j、山下太一郎(双葉工業梶j
▼理事=西原正治(潟Eエスト工業)、宮田哲(埼玉ライナー梶j、栗原創(昭和工業梶j
▼監事=山下国雄(双葉工業梶j、上林弘(昭和工業梶j
▼相談役=上田富久(ライン企画工業梶j