日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/05/08
【埼玉】上尾市が商工会館の耐震診断に着手
上尾市は、旧耐震基準で建築した商工会館(二ツ宮750)について、耐震診断を実施する。耐震補強の必要性が認められた場合は、諸計画に基づき今後の方針を検討する。業務は2018年2月28日までの納期で、千葉構造設計コンサルタントに委託した。
商工会館は、文化センターに併設して1978年に竣工し、86年に新耐震基準で増築した。今回の業務では、旧耐震基準となる78年に建築した、RC造地下1階地上3階建て、延べ床面積924uの部分が診断対象となる。
2016年3月に策定した個別施設管理基本計画では、耐用年数到来年を20年後の37年としている。
個別方針では「機能維持を目的とした修繕を実施し、大規模改修や更新については施設の実情などによって判断する」と位置付けている。