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建通新聞社(神奈川)
2017/05/12

【神奈川】川崎市 公立保育所5園を民営化 小倉など3園は建て替え、南河原など2園は移築

 川崎市は、2019年4月から民営化する公立保育所に、小倉保育園、ごうじ保育園、西高津保育園、南菅生保育園を選んだ。また、20年4月から民営化するものとして、南河原保育園を選定した。小倉、ごうじ、南菅生の3園は、近隣の土地に市が仮園舎を建設し公立保育所として運営している間に、設置・運営法人となる社会福祉法人などにより新園舎を建設し、民営化。西高津と南河原の2園は近隣の移築予定地に、社会福祉法人などが新保育所を建設する。
 19年度に民営化する4園は17年3月から8月に設置・運営法人を募集・選定し、9月から民営化移行に向けた協議を開始する。小倉保育園と南菅生保育園は11月〜18年3月、ごうじ保育園は10月〜18年3月に仮園舎を建設し、それぞれ18年4〜7月に旧園舎を解体・撤去、18年8月〜19年3月に新園舎を建設する。西高津保育園は、移築先に18年4月〜19年3月に新園舎を建設する。
 一方、20年度に民営化する南河原保育園は18年3月から8月に設置・運営法人を募集・選定し、同年9月から民営化移行に向けた協議を始める。18年4月〜19年3月に移築予定地の建物を解体・撤去し、19年4月〜20年3月に新園舎を建設する。
 南河原保育園については、移築先の建物解体・撤去のための設計、工事や河原町団地の一団地認定に伴う建築審査会の法手続きなどに時間がかかるため、通常の民営化計画よりも1年長い、3年半の計画となる。
 民営化する保育園の概要は次の通り(@所在地・移築先A定員)。
【建て替え民営化】
 ▽小倉保育園@幸区小倉4ノ6ノ23、敷地面積1799平方bA現行95人⇒民営化後120人
 ▽ごうじ保育園@中原区上小田中6ノ34ノ36、敷地面積1300平方bA現行90人⇒民営化後120人
 ▽南菅生保育園@宮前区菅生4ノ4ノ1、敷地面積1450平方bA現行90人⇒民営化後100人
【移築による民営化】
 ▽西高津保育園@高津区溝口5ノ15ノ4、敷地面積1066平方b⇒高津区溝口6ノ882ノ1、敷地面積2465平方bA現行95人⇒200人
 ▽南河原保育園@幸区河原町1、敷地面積1808平方b⇒幸区河原町1、敷地面積2224平方bA現行120人⇒135人
 提供:建通新聞社