日本工業経済新聞社(群馬)
2017/05/11
【群馬】建設業労働災害防止協会吾妻分会が総会を開催
建設業労働災害防止協会吾妻分会(池原純分会長)と群馬県建設業協会吾妻支部(同支部長)が9日、吾妻建設会館で通常総代会および通常総会を開催した。来賓として厚生労働省中之条労働基準監督署の渡辺功署長や、県中之条土木事務所の生方雅明所長などが会場に駆け付けた。
冒頭、あいさつに立った池原分会長は「自分たちの生活を守るために仕事をしている。その中で事故にあってしまうと本末転倒。事故のない健全な建設業を目指したい」と意気込んだ。
続いて、渡辺署長がことしの労働災害の発生状況などを説明した後に「ことしは例年に比べ事故が少ない状況。今後も事故の無いようにお願いしたい」と呼び掛けた。
生方所長は「労働災害が発生すると、事故の当事者はもとより、発注者、受注者、ひいては社会資本整備全体の促進にとって何一つ良いことがない。今後もそれぞれの立場で安全に関しての意識を高めてほしい」と呼び掛けた。
両会では、2016年度の事業報告や17年度の事業計画など全議案が承認された。