京都市上下水道局はこのほど、29年度の局運営方針及び事業推進方針をまとめ、明らかにした。
中期経営プランの29年度の年次計画となる事業推進方針によると、水路管路の耐震化で▽配水管耐震化工事実施34・8q(布設替え30q、新設4・8q)▽補助配水管耐震化工事実施14q(布設替え8q、新設6q)、浄水場等基幹施設の耐震化で▽蹴上浄水場第1高区配水池改良工事完了▽松ケ崎浄水場洗浄水槽等耐震化工事完了▽松ケ崎浄水場高区1・2号配水池改良工事着手に取り組む。
導水施設の耐震化による安定した取水の確保では、▽新山科浄水場導水トンネル築造工事着手(工期29〜39年度)に取り組む。
連絡幹線配水管の布設で▽吉田連絡幹線配水管の布設工事実施(吉田連絡幹線配水管布設工事(13)(工期29〜30年度))▽御池連絡幹線配水管の布設工事実施(御池連絡幹線配水管布設工事(2)完了、御池連絡幹線配水管布設工事(3)実施。(工期29〜30年度)。事業完了は33年度予定)▽花園連絡幹線配水管の布設工事実施(花園連絡幹線配水管布設工事(2)完了、花園連絡幹線配水管布設工事(3)(4)(5)実施。工期は(3)29〜31年度、(4)29〜30年度、(5)29〜30年度。事業完了は32年度予定)に取り組む。
老朽化した下水管の耐震性向上で▽重要な下水道管路の耐震化工事実施8q(管路内調査8q完了、管路地震対策工事(37)〜(39)実施、(工期29〜30年度))▽下水道施設継手部地震対策工事の設計▽災害用マンホールトイレ設置のための管路地震対策工事(33)〜(36)完了(工期29年度)などに取り組む。
地下街等を有する地区の浸水対策で▽山科三条雨水幹線の整備事業完了▽花見小路幹線工事完了(工期27〜29年度。事業完了は30年度予定)に取り組む。
河川整備等と連携した総合的な治水対策の推進で▽新川6号幹線(雨水)工事(1)完了((工期27〜29年度)。事業完了は30年度予定)に取り組む。
浸水被害発生箇所の解消で▽伏見第3導水きょ工事実施((工期27〜30年度)事業完了は31年度予定)▽山科川13−1号幹線(雨水)工事(1)((工期27〜29年度。事業完了は31年度予定)に取り組む。
高度浄水処理施設の整備で▽高い臭気物質除去能力を持つ微粉末活性炭注入設備の導入等を見据えた高度浄水処理施設整備計画の見直しに取り組む。
鉛製給水管の単独取替えの継続実施で▽鉛製給水管単独取替工事による道路部分の鉛製給水管解消件数1万2600件に取り組む。
貯留幹線等の整備で▽津知橋幹線工事実施((工期28〜31年度)事業完了は32年度予定)に取り組む。
雨天時下水処理の改善で▽伏見水環境保全センター合流改善施設(土木)工事完了(工期27〜29年度)▽▽伏見水環境保全センター合流改善施設(設備)工事完了((工期28〜29年度)事業完了は29年度予定)に取り組む。
未整備箇所の汚水整備の推進で▽羽束師2号幹線工事(3)完了(工期29年度)に取り組む。
再生可能エネルギーの利用拡大では、▽太陽光発電設備(太秦庁舎)工事完了(工期29年度)に取り組む。
資源循環の推進で▽下水汚泥固形燃料化施設の導入に向けた取組を実施▽鳥羽水環境保全センター汚泥消化タンク設備工事完了(工期28〜29年度)などに取り組む。
京都のまちの景観に配慮した施設の整備で▽蹴上浄水場第1高区配水池改良工事完了(工期25〜29年度)に取り組む。
水環境保全センター及びポンプ場の改築更新で▽鳥羽水環境保全センター汚泥搬送設備工事実施(工期29〜30年度)などに取り組む。
3浄水場体制での安定給水の確保で▽吉田連絡幹線配水管布設工事(13)実施((工期29〜30年度)事業完了は30年度予定)▽御池連絡幹線配水管布設工事(3)実施(工期29〜30年度)▽花園連絡幹線配水管布設工事(3)(4)(5)実施(工期は(3)29〜31年度、(4)29〜30年度、(5)29〜30年度。事業完了は32年度予定)などに取り組む。
営業所の抜本的再編では、▽新北部営業所開所に向けた左京営業所庁舎の改修着手等に取り組む。
琵琶湖疏水の適切な維持管理で▽琵琶湖疏水第1トンネル入口及び出口部分の補修計画案作成及び関係局との協議▽蹴上インクラインの補修案作成及び関係局との協議等に取り組む。
上下水道サービスを持続していくための効率的な再投資では、▽実施の優先度を踏まえた上水道施設整備事業計画を策定▽実施の優先度を踏まえた公共下水道建設事業計画を策定等に取り組む。