日本工業経済新聞社(群馬)
2017/05/09
【群馬】群建協が解体工事業講習を開催
群馬県建設業協会(青柳剛会長)は8日、前橋市内の建設会館で登録解体工事業講習を県内で初めて開催した。講習は全国建設研修センターが担当し、協会員379人が受講した。
青柳会長は「数年前では考えられないような前向きな制度変更が続いている。きょうの講習もその一環であり、法制度が変更となった時には受注者としても行わなければいけないことが多くある。新設された解体工事業への理解度を高めてもらうために、県内初の講習を開催した。受講者にとって有意義な講習会となることを願っている」とあいさつ。
講習は解体工事の法制度と実務、工法などについて行われ、受講者らは熱心に聴講した。
国は、2016年6月に建設許可業種区分に解体工事業を追加。21年度以降に1・2級土木施工管理技士、1・2級建築施工管理技士、技術士が解体工事の監理技術者・主任技術者になるためには、登録解体工事講習の受講または1年の実務経験が必要となった。