国土交通省土佐国道事務所は、国道33号越知道路2工区の2017年度発注分として、仁淀川に架かる新横倉橋と立花大橋の下部工、立花大橋の上部工をそれぞれ第2四半期に入札する。
新横倉橋と立花大橋の下部工は、それぞれニューマチックケーソン基礎により1基を施工する。発注規模は3億円以上7億4000万円未満。また、立花大橋上部工は、鋼2径間連続非合成箱桁橋の延長170b。
越知道路2工区の延長は3`。区間のおよそ東半分は、仁淀川の右岸に沿う現道を二つの橋梁とトンネルでショートカットし、西半分は現道を拡幅する。主な構造物は、立花大橋と新横倉橋(延長195b)の他、両橋梁の間に今成トンネル(仮称・延長962b)がある。トンネルの着工時期は未定。標準幅員は、一般部が10・5bで、うち片側歩道2・5b。橋梁部が7・5b、トンネル部が9・0bで歩道は設置しない。道路規格第3種第2級の2車線道路となる。
現道は、連続雨量250_を超えると事前通行規制区間となり、落石や地すべりなどのおそれが多い箇所であることから、防災対策、線形改良を目的とし、優先的に事業が進められている。
提供:建通新聞社