五泉地域衛生施設組合は、一般廃棄物処理に係る中間処理施設および最終処分場の「施設整備基本計画策定業務」を、今週中に指名通知し、5月中に入札したい考えだ。
概要は施設整備・運営方針の策定。処理施設は五泉市清瀬地内に中間処理施設としてエネルギー回収型廃棄物処理施設(処理能力133トン)およびマテリアルリサイクル推進施設(同11トン)を建設し、阿賀野市大日地内に最終処分場(埋立容量6万1000立方メートル)を整備する。
今後の計画によると、中間処理施設、最終処分場ともに17年度に測量・地質調査、基本計画策定、17・18年度の2カ年で環境影響評価を実施。18年度に整備基本設計をまとめる。中間処理施設は18年度に事業方式を検討するとともに、18・19年度の造成基本・実施設計を経て、20年度に着工。最終処分場では19年度に実施設計を行い、21年度に着工となる見通し。完成はいずれも23年度。
当初予算には、基本計画策定費として中間処理施設に979万6000円、最終処分場に1093万円を計上。広域化実施計画、施設概略検討は八千代エンジニヤリングが担当。