石川県土木部営繕課は、「県央土木総合事務所等移転整備工事」について、庁舎棟・建築、車庫棟・建築などの全8件に分け、第2四半期中に発注する。
発注予定工事は次のとおり(工事名称、工事種別、入札方式―の順)。
【庁舎棟】
▽県央土木総合事務所等移転整備工事(庁舎棟・建築) 建築一式工事 一般競争
▽同(庁舎棟・空調設備) 管工事 一般競争
▽同(庁舎棟・給排水衛生設備) 管工事 一般競争
▽同(庁舎棟・電気設備) 電気工事 一般競争
【車庫棟】
▽同(車庫棟・建築) 建築一式工事 一般競争
▽同(車庫棟・空調設備) 管工事 一般競争
▽同(車庫棟・給排水衛生設備) 管工事 一般競争
▽同(車庫棟・電気設備) 電気工事 一般競争
建設規模は庁舎棟がS造4階建て延べ5934平方メートル(連絡通路含む)、車庫棟がS造3階建て延べ2169平方メートル。
庁舎棟には、県央土木総合事務所(金沢市泉本町6丁目)のほか、県央農林総合事務所(同市戸水2丁目)、県農林業公社、いしかわまちづくり技術センター(ともに同市幸町)をそれぞれ移転させ、各事務スペースを配す。車庫棟に県計量検定所(同市米泉町4丁目)を移すほか、車庫、書庫スペースを設ける。
建設予定地は金沢外環状道路海側幹線(直江町東交差点)に近接する金沢市直江町地内。
工期については、各510日を見込み、県では19年度から新庁舎での業務開始を目指す。
今年度当初予算には債務を含め40億1100万円が盛り込まれ、造成、建設工事費等に充てる。
実施設計(意匠)は金沢計画研究所、同(構造)は中島建築事務所、同(設備)は山岸設備設計事務所が担当した。