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北陸工業新聞社
2017/05/02

【福井】32億投入、汚水管19.8kmなど/福井市が下水管渠建設で

 福井市は当初予算で、下水道事業の管渠建設事業に32億5600万円を計上した。都市の健全な発展および公衆衛生の向上に寄与し、併せて公共用水域の水質保全に資するため、下水道管渠およびポンプ場の整備を行うほか、浸水被害軽減を図るため、明里バイパス管および浸水対策関連施設の整備などを実施する。
 内訳は、汚水処理施設普及拡大事業が27億5220万円、雨水対策事業が3億2885万円、ポンプ場整備事業が1億1895万円、計画策定事業が5600万円。
 まず管渠では汚水関連で、▽森田(森田新保町ほか)▽中藤島(新田本町)▽東藤島(大和田町ほか)▽円山(北今泉町)▽社南(南江守町)▽清明(杉谷町)▽麻生津(冬野町ほか)▽六条(天王町ほか)▽文殊(下細江町ほか)▽東郷(円成寺町ほか)▽一乗地区(安波賀中島町ほか)―各地区で延長約19・8キロ(管径75〜250ミリ)の汚水管布設工事を実施するとともに、▽中藤島▽東藤島▽円山▽社南▽麻生津▽六条▽東郷▽一乗―各地区で設計業務委託等を予定。
 一方、雨水は足羽2・3丁目で明里バイパス管布設工事、工損調査をはじめ、町屋3丁目ほかで水位計設置工事、高木2丁目でウェブカメラ設置工事を実施。
 また、ポンプ場では加茂河原ポンプ場の更新に向け、用地取得、移転補償、建物調査を見込む。
 一方、計画策定に関しては下水道事業計画変更業務委託、アセットマネジメント策定業務委託となっている。

hokuriku