国道361号上ケ洞工区がついに開通を迎えた―。4月27日に、高根トンネル内で盛大に開通式が行われ、長野県と岐阜県を結ぶ道路として、両県の関係者の他、受注企業、地元住民らが開通を祝った。
式典では期成同盟会の國島芳明高山市長や、宗宮康宏岐阜県県土整備部部長らがあいさつに立ち「岐阜、長野を結ぶ重要な道路だ。完成に至ったのは、多くの関係者の尽力があったから。そして、施工企業にも感謝する」などと述べた。
その後、地元小学校の和太鼓演奏などが披露され、関係者によるテープカット=写真=で開通を祝った。
同路線は、高山市から長野県伊那市に向け東西に横断する幹線道路。今回開通した「上ケ洞工区」は、ダム湖沿いの危険箇所が多い部分をバイパスする。上ケ洞大橋と高根トンネルで、総延長2140bとなっている。
提供:
建通新聞社(2017/05/02)