豊田市は、松平地区に「松平市民広場」(仮称)と「地域体育館」(仮称)の整備を計画している。広場の実施設計を6月ごろ、体育館の基本設計を早ければ7月に委託する。
同市は、当初予算に広場の実施設計費として約3800万円を計上している。体育館についても基本設計費を予算計上しているが、6月補正で増額することを検討していることから費用は明らかでない。
計画によると、整備予定地は松平地区九久平町地内の山林2・5〜3f。松平子ども園と住宅地に挟まれた丘陵地。
構想では、地形を生かしながら運動ができる多目的広場と体育館、駐車場を整備する。多目的広場の面積は1・2f程度。体育館は延べ床面積1400平方b程度を想定している。
2015年度に広場基本構想を早川都市計画(豊田市)で策定し、翌16年度に広場の基本設計を同社で行った。
市は、スポーツの振興や健康増進に向けて、多くの市民が気軽に利用できる運動広場や、アリーナや多目的ルーム、運動ルームなどを備えた体育館を整備する。整備スケジュールは、18年度に造成工から着手し、20年度の完成を目指している。
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建通新聞社