岡崎市は、六名・江口地区の浸水対策として、新たに「六名雨水ポンプ場」の整備に着手する。総事業費34億7000万円を投じて、2022年度の完成を目指す。同市では年内をめどとする施工者選定に向け、日本下水道事業団と調整を図る方針。
計画では、市体育館(六名本町)南側駐車場内のうち、100台分程度の面積約1500平方bを敷地として利用。鉄筋コンクリート造2階建て延べ1383平方bの建屋を建設する。建屋には地下部分に雨水ポンプ(毎秒4d)を2基設置する他、1階は主に機械設備、2階は主に電気設備を配置する。
同計画は、最近の集中豪雨などを背景に、六名・江口地区の50・5fを排水区域として浸水対策を図る。新ポンプ場は今後、17年度から6カ年で工事を進め、23年4月の供用開始を目指す。
設計は日本下水道事業団が担当した。
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建通新聞社