日本工業経済新聞社(茨城)
2017/04/27
【茨城】日立市が諏訪小で広場整備など予定
日立市教育委員会は、諏訪小学校(諏訪町3−10−1)の校舎改築事業の一環として、本年度に広場整備工事や外構工事などを実施する。着手は現在進む解体工事の終了後だが、発注は近日中にも行う考えだ。
同事業は1969年と73年に建設された耐震基準を満たさない既存校舎を解体して跡地に新校舎を建設するとともに、82年に建てられた校舎1棟について大規模改造により長寿命化を図るもの。すでに建設工事は完了しており、既存校舎(RC造3階建て、延べ1409u)の解体が熊田建設梶i日立市)により進められている。同工事は2月28日に開札。工期は140日間。
計画では、まず校舎跡地の広場整備工事に入る。続いて、駐車場や進入路といった外構工事を進める。工事の発注時期はほぼ同時期となる見込み。
また、耐震基準を満たす既存校舎については外壁の塗装の塗り替えや防水工事などの改修を施す。夏休み期間を利用して工事を進める方針。
当初予算には事業費として7100万円を計上。また、16年度に予算化した事業費1億800万1000円を繰越明許費として設定し、本年度へ繰り越している。