建通新聞社
2017/04/28
【大阪】豊中新千里南住宅 建築工を7月までに
大阪府は、府営豊中新千里南住宅の第1期建て替え事業で、建築本体工を2工区に分けて7月までに発注する計画だ。電気、機械設備工もそれぞれ2工区に分けて第2四半期、エレベーター設置工はまとめて9月に発注する予定。新築建物は2棟で、延べ床面積は計約1万平方b(173戸)となる。
1工区の新築規模は鉄筋コンクリート造13階建て延べ5674平方b(96戸)。2工区は鉄筋コンクリート造13階建て延べ4677平方b(77戸)。付帯施設として、自転車置き場、駐車場、ポンプ室、電気室棟、防火水槽、ごみ置き場、雨水貯留槽などを整備する。いずれも20カ月間の工期を見込む。場所は豊中市新千里南町1、2丁目。
建築の実施設計は高橋建築設計事務所(堺市堺区)、設備の実施設計は創英設計(大阪市中央区)が担当した。
豊中新千里南住宅は、1967〜68年度に建設された。中層耐火構造の35棟(1025戸)で構成しており、住戸タイプは2K〜4LDK、住戸面積は45〜70平方bとなっている。
2014年度に実施した事前評価点検によると、全体事業費は約139億9000万円。うち工事費は約133億5000万円となっている。