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建通新聞社(中部)
2017/04/26

【岐阜】県庁利用者の駐車場整備 県新庁舎建設準備の一環

 岐阜県総務部は、OKBぎふ清流アリーナ北側にあるグラウンドを県庁利用などのために駐車場化する。この測量調査・設計を大日コンサルタント(岐阜市)に委託した。設計工期は8月末まで。工事は9月にも契約し、10月末の着工を目指す。
 清流アリーナ北側にある多目的広場1万4850平方bの敷地に、新たな駐車場を整備する。駐車想定台数は550台以上となる。同広場については、緊急時のヘリポートとしても使用しているため、同広場西側に位置する公園内の丘陵部分を平らにし、ヘリポートにする。今回の委託では、ヘリポートも含めた設計をまとめる。
 工事については、例年同広場で10月に行われている秋の農業フェスティバル完了後に着工する予定で、それに合わせ8月末か9月に発注する。
 さらに現庁舎北側には、立体駐車場の整備も計画されている。警察本部北側の西1駐車場(348台)と県庁舎西側の北1駐車場(366台)の他、間を通る道路部分(バス停の位置など)も含め一体的に整備することを想定している。どの位置に立体駐車場を配置するかなど、今後の設計の中でまとめる。
 設計を含めた発注方法を現在検討中で、委託時期などは明らかにしていない。
 県は、老朽化に伴う新庁舎の建設を現庁舎の東側駐車場の敷地に建設する計画で、早ければ2019年度にも着工する予定となっている。これにより、減少する駐車台数に対応するため、先行して駐車場確保対策を進める。

提供:建通新聞社(2017/04/26)