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国土交通省長野営繕事務所は25日、前橋市内にある群馬建設会館で「営繕工事における円滑な施工確保」をテーマとした説明会を開催した。業会からは約80人があつまり、取り組みの説明を聴講した。
冒頭、群馬県建設業協会の田村孝夫専務理事が「本日の説明会は、一般管理費率などの見直しや数量書の扱いなど、建設現場に大きく影響を及ぼす改正事項が多く盛り込まれており、大変重要な説明会」と話した。
続いて、長野営繕事務所の高柳進所長が「関東地方整備局は、地域企業が入札に参加しやすい環境をつくり、担い手を将来にわたって確保できるように取り組みを行っている。こういった場での説明をはじめ、皆さまとこれからも協力していきたい」と呼び掛けた。
その後、同事務所職員が「官公庁施設整備における発注者のあり方について」の答申について解説。適正な参加要件と工期設定、現場条件などを反映した積算など、施工確保のための取り組みなどを紹介した。
このほか、同事務所の発注見通しや競争参加資格作成時の留意事項などについても話され、参加者は熱心に耳を傾けた。