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北陸工業新聞社
2017/04/26

【福井】力合わせて環境を改善/福井県測量設計業協会総会開く/第95回

 福井県測量設計業協会(若林喜久男会長)は21日、福井市西谷1丁目のブランカで第95回通常総会を開催し、16年度事業経過報告・収支決算および、17年度事業計画(報告)・収支予算(報告)を審議した。
 冒頭の挨拶で若林会長は「昨年度は創立50周年を迎えた。式典や記念誌発行、地図教室、建設技術フェアの参加など、皆さんの協力で実施し、節目の年を過ごすことが出来たことにお礼を申し上げる」と述べた。
 また、「国交省では生産性革命のプロジェクトが進んでいる。我々に係るものとしてi−Constructionがある。公共事業は今後増えず、維持管理が多くなるだろう。従来型の測量業務は減っていく」と業会の流れを敏感に察知。
 その上で「自分たちが努力をしていかなくてはならない。協会の存在意義もそこにある。昨年ドローンの勉強会を行ったように、必要なことを実施していく。力を合わせて自分たちの環境を改善していく協会でありたい」などと力を込めた。
 17年度事業計画では会員の技術研鑽・経営基盤強化に努め、測量設計業の健全な発展と更なる社会的地位の向上を目指すとしている。具体的には災害時緊急支援事業、全測連・近畿地区協議会・北陸地区協議会との連携、「測量の日」および関連事業、協会PRと啓蒙事業などを進めていく。
 また、福測協同志会通常総会と、SD学院通常総会(第26回)も続けて行われ、事業経過や収支決算承認などを行っている。

hokuriku