平戸市 工事一式を長崎県土地開発公社に委託 一般競争入札で公告 9月着工目指す 平戸市は「平戸市工業団地」整備を計画、これに伴う工事一式をこのほど長崎県土地開発公社に委託した。今後のスケジュールについては、今夏から順次県土地開発公社から発注される見込み。着工は9月を目指す。
整備工事は、大きく3件に分かれ、内訳は@整地工事A法面工事B植栽工事―となる。入札方式は整地工事のみ一般競争入札で、ほか2件は指名競争入札を予定。
開発面積については、全体で4万2563平方b。そのうち2万500平方bが分譲面積となる。工事にはそれぞれ、整地工事には調整池、法面工事には土地の切り盛りのほか、種子吹き付けや緑化推進工事、植栽工事には植樹等の造園工事も含まれる。設計は県土地開発公社が担当した。
分譲地についてはパースの通り2社を計画。募集は既に開始。詳細は、分譲価格―5000円/平方b、完成時期―平成30年年度後半を予定。用途地域は非線引都市計画区域内、建ぺい率/容積率は70l/200l。電力は普通高圧6kv、用水は上水道30立方b/日、排水は敷地内で浄化処理後、配水管で河川へ放流。ガスはプロパンガス、通信は光通信。建設地は平戸市田平町古梶免地内。
現時点では、同市の方で雑木等の伐採工事を進行中。6月ごろの完成を目指している。なお、今年度当初予算では委託料2億3546万円、工事請負3830万円をそれぞれ計上している。