富山県土木部管理課は、16年度の「公共事業等事業施行状況調」(現計予算)をまとめた。
それによると、3月末の16年度末における予算計上累計額528億5500万円に対し、契約済額が475億4700万円で、契約率90・0%となった。
契約率は、前回公表の第3四半期(12月末)分と比べ18・0%の増加。前年同期比では、2・2%の減少を示したが、国の補正予算を除いた数値は93・6%、当初予算ベースでは97・0%にそれぞれ達している。
内訳は、補助事業371億6600万円のうち、340億8500万円が契約済みで、契約率91・7%。単独事業が156億8900万円のうち、134億6200万円が契約済みとなり、契約率85・8%だった。
普通建設事業は、予算計上額526億7600万円で、契約済額が473億6800万円(契約率89・9%)、災害復旧事業は、予算計上額1億7900万円のすべてが契約済みで、契約率100%。