岡崎市は、岩津地域に新たな活動拠点施設整備を計画しており、2017年度事業で基本計画を策定する。当初予算に策定費を盛り込み、候補地や導入機能などの検討を進める方針だ。早ければ、5月下旬にも指名競争入札で業者を選定する見通し。
計画案によると、新活動拠点施設は岩津支所機能を有する現在の北部地域交流センター(西蔵前町季平45ノ1)と岩津市民センター(岩津町檀ノ上26ノ2)の統合をベースに検討する。新たな建設地を求めて整備する案の他、約1`隔てた2施設いずれかの敷地で施設を改築する案などについて検証。人の流れや公共交通(バス路線)などの現況を考慮しながら、建設候補地を絞り込んでいく考えで、合わせて必要な機能などについて検討し、基本計画に反映する方針だ。
同計画は、16年度に策定した「公共施設等総合管理計画」に基づき進める方針。現施設の老朽化対策をはじめ、施設機能の充実や利用者の利便性向上などを図る。
市では今回の基本計画とともに、ベースとなる基礎調査を進め方向性を見いだす考え。早期の整備実施を目指す。
提供:
建通新聞社