日本工業経済新聞社(山梨)
2017/04/20
【山梨】北側360mから着工 中央市の市道3169号線歩道拡幅
中央市は本年度、2014年度に事業着手した市道3169号線改良への着工を目指している。用地取得に至った北側から、この秋にも拡幅工事に取り掛かる。
市道田富玉穂大津線から南へ、県道韮崎南アルプス中央線に抜ける同路線は、近くに玉穂南小学校があり児童が通学に利用すべきにもかかわらず、歩道がなく危険なため通学路指定から外されているのが現状。このため歩道設置を含めた改良を図るもので、当初予算には改良工事費9510万円、積算など委託費247万円、用地買収および補償費1474万円などを予算化している。
計画では西側に拡幅して歩道を設けるとしており、用地交渉がまとまった路線北側L360m(W8・68m)で本年度は着工する構え。周辺が農地であるため秋の収穫後の着工が見込まれている。
残る約180mの区間は18年度に着工の見通し。費用に6000万円を見込み、事業完了を目指す。