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建通新聞社(中部)
2017/04/19

【岐阜】八幡城天守閣の耐震状況調査 郡上市

 郡上市は、熊本地震のような自然災害による文化財倒壊に備えて、八幡城の天守閣の耐震状況を調査する。八幡城
 同城は、木造の4層5階建てで、延べ床面積が309平方b。1933年に再建した木造としては日本最古の城。
 これまでに、82年から90年に掛けて石垣を含めた城の補強工事を行った。しかし、文化財倒壊に備えて、改めて、現況を調査し、将来、耐震補強する際の基資料として活用する。調査は、文化財などの調査ができる企業に随意契約する。耐震補強が必要となった場合は、2018年度に別途、設計を委託する可能性がある。
 石垣については、05年度に現況を調査している。
 これらの調査結果については、史跡八幡城跡保存管理計画に盛り込む。保存管理計画に、現状変更に対する基準や、整備活用方針などをまとめるため、15年度から策定員会を立ち上げ、協議を進めている。18年度中にはとりまとめたい考えだ。

提供:建通新聞社(2017/04/19)