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建通新聞社(中部)
2017/04/18

【三重】四日市工業高校専攻科棟整備

  三重県県土整備部は、教育委員会からの執行委任を受けて、「四日市工業高校専攻科棟整備工事」を建築、電気、機械設備の3件に分離して、6月までに公告する。建築工事は総合評価落札方式を適用する。
 計画では、学校敷地内の北西角地に、鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1100平方bの専攻科棟を建設する。施設内容は、機械加工室、自動制御実習室、職員室、ホームルームなどを配置する。内装のうち、床部材は木質化を図る。この他、既設の機械科・電子機械科棟の1階部分をつなぐ渡り廊下を建設する。規模は鉄骨造平屋15平方b。予定工期は約12カ月で、施設完成後に実技課程に必要な機材、備品などを配置し2018年中に供用する計画。
 建設場所は、武道場北側で、当初予定していた駐輪場の移転はせずに、建設スペースを確保した。設計は、前野建築設計(津市)が担当
 所在地は、四日市市日永東3ノ1775ノ11他。
 同事業は、高校の工業学科を卒業した生徒を対象に、高度な専門知識や技術・技能を身に付けた人材の育成を行うなどの目的で、四日市工業高校に「ものづくり創造専攻科」の名称で機械、電気の2コースの専攻科(2年間)を18年4月から新たに設置する。工業学科としては県内で初めての設置となる。定員は1学年20人。

提供:建通新聞社